hhhhhh210さんへ。

「LEさんへ その13」について その2

 

「12人の息子の子孫すべてのものでした。」について、確認です。「12人の『息子の子孫』すべてのもの」とありますが、これは、「12人の『息子』すべてのもの」ではありませんか。

 

もしカナンの全土を、ヤコブが所有していたとすると、ヤコブの死後、カナンの全土は、長子が相続するか、あるいは、12人の息子すべてが相続する、ということになると思います。

 

12人の息子すべてが相続した場合、カナンの全土は、12人の息子に分割されると思います。分割の仕方については、ヤコブが口頭で伝えるか、もしくは、遺書の形で伝えると思いますが、おそらく、口頭だと思います。

 

もしカナンの全土を、ヤコブが所有していたとすると、ヤコブが死んだ時点で、カナン全土の分割の仕方は決められていた、ということにならないでしょうか。

 

そうだとすると、ヨシュア率いるイスラエルの民が、カナンの地に入って来る前に、カナンの全土は、12人の息子の所有になっていた、ということになります。しかし、そこには、「カナン人等が住んでいました。」(2019-11-09 LEさんへ その12)、「これは、日本の領土である北方領土にロシア人が住んでいるのと同じ状況です。」(同上)と、いうことになると思います。

 

ヨシュア率いるイスラエルの民は、そのカナン人等から、カナンの全土を取り返して、ヨシュアたちが、カナンの全土を「再分割」し、そして相続地を決めた、ということになるのではないでしょうか。

 

「12人の『息子の子孫』すべてのものでした。」というのは、この「再分割」のことになるのではありませんか。

 

いかがでしょうか。