hhhhhh210さんへ

「LEさんへ その47」について その2

 

「LEさんへ その47」(2020-02-15)の終わりのほうで、hhhhhh210さんは、
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(また、次のようなことも考えられます。

アブラハムの子孫”という言葉がヘブライ語で複数形であった場合、イスラエル人を指す。
しかし、単数形であった場合はキリストを指す。ということがあるかもしれません。

わたしはヘブル語は知らないのでこれはあくまで推測です。)
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と、おっしゃっていました。

 

BHS(ビブリア・ヘブライカ・シュツットガルテンシア)の創世記を調べてみました。「子孫」という言葉が「ザルア」という原語の訳語の場合、調べた限りでは、すべて「単数」でした。

 

例えば、創世記12章7節の「子孫」は、「単数」です。同様に、13章15節と16節も、「単数」です。15章5節と13節と18節、16章10節、17章7節と8節と9節と10節と12節と19節、22章17節と18節、24章7節と60節、26章3節と4節と24節、28章4節と13節と14節、35章12節、46章6節と7節、48章4節と19節、も「単数」です。

 

「LEさんへ その64」の終わりのほうに、
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ただし、わたしは26:3の場合の「あなたの子孫」を「キリスト」だと解釈してもよいかどうか
最近疑問が生じつつあります。
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とあります。

 

BHSの創世記26章3節の「子孫」が、ほかの章節の場合と同じように「単数」である、ということを考慮しても、この疑問は消えないでしょうか。