hhhhhh210さんへ

 

「LEさんへ その5」について その1。

ありがとうございます。

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わたしの文の意味がLEさんに通じていないのではないかと思います。私が述べたことの意味は、だれが住んでいるかということと、だれのものであるかということは別問題であるということです。カナン人が住んでいてもカナン人のものではなく、アブラハムのものはアブラハムのものということです。
北方領土にロシア人が住んでいても、それは日本のもの(領土)と日本は主張しています。
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とあります。

 

おっしゃっていることは、分かります。

 

では、「カナン人が住んでいてもカナン人のものではなく、アブラハムのものはアブラハムのものということ」であるのかどうかについて、いろいろとお訊きします。

 

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>カナンの地がアブラハムに与えられて、アブラハムが所有していたとすると、イサクはその地を相続すると考えられるのですが、イサクはその地を相続したと思われますか。

相続したということだと思います。
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とあります。

 

創世記26章1節から3節までに、次のように書かれています。
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1節
さて、アブラハムの時代にあった先のききんとは別に、この国にまたききんがあった。それでイサクはゲラルのペリシテ人王アビメレクのところへ行った。
2節
主(太字)はイサクに現れて仰せられた。「エジプトへは下るな。わたしがあなたに示す地に住みなさい。
3節
あなたはこの地に、滞在しなさい。わたしはあなたとともにいて、あなたを祝福しよう。それはわたしが、これらの国々をすべてあなたとあなたの子孫に与えるからだ。こうしてわたしは、あなたの父アブラハムに誓った誓いを果たすのだ。
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イサクがカナンの地を相続したのなら、イサクはカナンの地を「所有」している、と言うことができると思います。つまり、カナンの地はイサクに「与えられている」、と言うことができると思います。

 

3節2行目から、「・・・わたしが、これらの国々をすべて『あなた』とあなたの子孫に与える・・・」とあります。これは、「わたし」はまだ、「これらの国々をすべて『あなた』・・・に与え」てはいない、と読むことができると思います。

 

「『あなた』とあなたの子孫に与える」とあるのですが、hhhhhh210さんは、「『あなた』・・・に与える」の部分をどのように理解されますか。

 

『あなた』というのは、イサクのことです。イサクがカナンの地をすでに相続している、ということになると、カナンの地はすでにイサクに「与えられている」、と言うことができると思います。

 

そうすると、主(太字)は、カナンの地をもう一度、イサクに与える、ということになると思いますが、いかがでしょうか。