hhhhhh210さんへ

「LEさんへ その48」について

 

ありがとうございます。

 

どこの時点でカナンの地がアブラハムのものになったのかは、聖書には書かれていない、と思います。

 

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おおよそ、ウルからの引っ越し旅行が終わってカナンの地に住み始めたころではないのかなと推測します。
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とありますが、聖書に根拠はありますか。なぜ、このように推測されたのでしょうか。

 

また、
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これは、神から与えられてアブラハムのものになったのです。
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とあります。例えば、ヨシュア率いるイスラエルの民は、カナンの地を「神から与えられた」、と言うことができると思います。神がモーセに約束したのです。『新改訳聖書』第3版のヨシュア記1章3節に、次のように書かれています。
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1章3節
あなたがたが足の裏で踏む所はことごとく、わたしがモーセ約束したとおり、あなたがたに与えている。
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「・・・わたしがモーセに約束したとおり、あなたがたに与えている。」とあります。神が「あなたがたに与えている」、つまり、あなたがたに、「神から与えられている」と言うことができると思います。

 

そして、カナンの地は「神から与えられた」のですが、この場合は、ヨシュア率いるイスラエルの民がカナンの地を「奪い取って」所有した、と言うことができると思います。

 

アブラハムの場合も、「神から与えられた」とは言え、何らかの具体的な形で所有したのではないでしょうか。

 

これらの疑問について、うまく説明することはできないのではないかと思います。なぜなら、聖書には書かれていない、と考えられるからです。

 

カナンの地は、アブラハムが生きている間に与えられ、アブラハムは生きている間にその地を所有した、と『考えない』ほうが、何の疑問も無く、説明できるのではないか、と思いますが、いかがでしょうか。